研究室紹介


こんにちは。微生物学教室の紹介を致します。
私たちのグループでは、感染症制圧の新たな手段を見出すためには、病原因子として知られている細菌毒素の病原性における役割の解明を中心に研究を行っております。 微生物学教室では、病原菌が産生する種々の細菌毒素の病原性における役割を明らかにするため、遺伝子操作、分子細胞生物学的手法、立体構造解析、免疫系に対する作用機構などにより、毒素の作用を分子レベル、または、細胞レベルで検討しています。得られた結果から、感染症克服や治療への新たな標的分子が明らかととなり、これらをターゲットとした新規な薬剤の開発につながるものと確信しております。一方、毒素は非常に特異的な作用を有するので生体反応の解析にきわめて有用なツールとなると考えています。 微生物学教室は、職員、学生が、毎日、研究を行っています。

研究室では、学生は、研究を行いながら、文献(英語)を読み最新のデーターを勉強し、職員とディスカッションをし、研究方針を決めています。また、研究室内での研究発表や文献紹介などのプレゼンテーションを行ない、論理的な思考のスキルアップを行っています。各学生の研究目標は、学会での研究発表です。また、職員は、学生に勉強法や就職の進路などの指導も行っています。楽しく研究をするため、また、職員や学生間のコミュニケーションをスムースするため、定期的に飲み会、スポーツ大会などを行っています。

微生物学教室は、「よく学べ、よく遊べ」をモットーに楽しく研究を行っています。薬学の世界で病原菌の勉強、あるいは研究したいと思う学生さんは、微生物学教室をのぞいて下さい。大いに歓迎します。