2022年4月25日、徳島県薬剤師会のご協力を得て、モバイルファーマシーを見学しました。

1年生早期体験学習の一環です。

モバイルファーマシーとは、薬局機能を搭載した災害対策医薬品供給車両のことで,災害被災地のようなライフラインが途絶えた状況でも自立的に調剤作業と医薬品供給が行えるようになっています。車内には調剤台や医薬品棚、電子天秤,小型分包機、薬品保管庫といった調剤室の設備がありました。

また,停電時でも調剤できるよう自家発電機,ソーラーパネル,連絡用の衛星電話など多くの機能が備わっていました。全国でまだ20台ほどしか導入されておらず,四国初のモバイルファーマシーを実際に見学できたことは貴重な体験になりました。また,見学前には実際に被災地に派遣された薬剤師の話を直接聞くことができ,薬剤師が災害時に果たす役割についての学ぶよい機会となりました。