【オンライン開催】日本薬学会第141年会 シンポジウム

3 月 28 日(日)13:15 ~ 15:00
藤代瞳が環境研の岩井先生とともに、オーガナイザーとして、以下のシンポジウムを開催します。 「環境・衛生部会若手研究者シンポジウム~金属研究の新たな切り口:分子からヒトを対象とした研究最前線~」 詳細はこちらをご覧ください。日本薬学会第141年会(広島)/シンポジウム一覧 (atlas.jp)
概要:
世界各地で大規模出生コホート調査が進められ、日本でも環境省が主体となって子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)が実施されている。およそ10万組の母子の協力のもと、妊娠中から出生後13歳になるまで追跡する出生コホート調査である。近年、10万人の母体血中金属類濃度(水銀、鉛、カドミウム、マンガン、セレン)の分析が完了し、様々なアウトカムとの関連について解析が進められている。本シンポジウムでは、金属類研究に関するエコチル調査から得られた最新の成果について紹介するとともに、乳歯を用いた新たな研究への取り組みを紹介する。また、金属類に関する新しい分析技術に関して、分子、細胞、生体レベルでの研究についてご講演頂き、ヒトでみられた関連性と新しい分析技術からみえてくる新たな研究展開の可能性について理解を深めたい。

2021年01月29日